この器は饅頭蒸器と呼んでいる蓋物です。蒸すときには、お湯を沸かしたやかんや鍋に乗せて使います。把手がついていますので、器のままお茶席や食卓に移動してお使いいただけます。(把手も熱くなりますのでご注意ください。)
色は黒。サイズは、大・小の2種類があります。こちらは小(3枚目の写真の右側)です。
大は、本体部分の口径(内径)約18㎝、本体高さ約11㎝、底部分のさなの直径は約14㎝です。
小は、本体部分の口径(内径)約15.5~16㎝、本体高さ約9.5㎝、底部分のさなの直径は約12㎝です。
饅頭蒸器は、出雲に昔ながらに伝わる雪の多い地方ならではの器、お茶が身近にある暮らしに寄り添った器として、出西窯が大切にしているもののひとつです。
永らく以下のようにご紹介しています。
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冷えましたお饅頭や蒸し菓子などをこの器に入れて、お湯を沸かしたやかんや鍋に乗せて蒸してください。器のまま、お茶席にお出しくださいますとほかほかと湯気の出るお饅頭をあたたかくお召し上がりになれます。そのままでも結構ですが、椿の葉などをお饅頭の下に敷いて蒸しますと、香りもよく器につきません。
また、お赤飯などをあたためるのにも便利です。野菜などの蒸し料理もおいしくお召し上がりになれます。
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出雲地方では、上用饅頭をあたためて、お茶席にお出ししていました。見てあたたかく、食べてあたたかい器です。お料理を盛ることを主な使い方としている食器とは少し違った楽しみ方や、美しさがあります。
ほかにも、中華饅頭や焼売などをあたためるのにも便利です。
【注意事項】
※お使いのスマートフォン機種、PCのモニターによって、実物の色味と若干異なる場合がございます。ご了承ください。
※天然素材を使用した手作り品の為、一つ一つサイズ・重さに若干の固体差があります。商品ページ記載のサイズは目安の寸法となります。
※出西窯の陶器は陶土から釉薬にいたるまで天然素材を使用して、一つ一つを陶工の手で制作しております。同じ商品でも、形状が僅かに異なりますので、予めご了承下さい。
※FAQの方でも製品について説明をおこなっております。そちらの方もぜひご参照ください。
https://shussai.net/faq
※使い方についてはこちらもご参考になさってください。
https://www.shussai.jp/product/howto/