original
出西窯の定番製品として人気をいただいている、ボウルの4寸(約12㎝)サイズになります。内側は呉須釉(ブルー)を施釉し、外側は無秞の焼き締めです。
登り窯で焼成したときには呉須釉は落ち着いた色に仕上がることが多く、外側には緋色が現れるのが特徴です。
深さを持たせた形状は小鉢と同等のサイズでたっぷりとした容量があります。しっかりとした厚みを持たせたボウルは汁物や胡麻和え、煮物など総菜とも相性が良い器です。また取り分け用の器としてもおすすめです。
※ご注文にあたりまして
呉須釉や黒釉では、登り窯の高温焼成となっているときには、素地の色はグレー掛かった色になることが多くみられます。これは、登り窯の部屋や温度、窯の中の位置の違いなど様々な要素があり、ひとつひとつ違いがあります。また、登り窯焼成の特徴の緋色はひとつひとつ違いがあり、緋色が強く出ているもの、あまり出ていないものもあります。
登り窯焼成の味わいとしてご理解いただき、どのような器が届くかはおまかせくださいますようお願い申し上げます。
~history~
ボウルの製作は平成元年頃からに始まり、すでに30年以上作り続けられている定番製品です。
球体を切った形はシンプルで素直な形に仕上がることから、用途を考えながら様々な手法を試みた中からこの形状が完成しました。
また同時に、呉須釉(ブルー)の美しさを最大限に発揮することを目指していて、ボウルの歩みは呉須釉の研究と進歩と深い関係を持っています。
その研究の20年の積み重ねとして、ボウルの組物が平成21年の第二十回日本陶芸展特別賞・TOTO賞を受賞したことは窯として大きな喜びでありました。
【注意事項】
※お使いのスマートフォン機種、PCのモニターによって、実物の色味と若干異なる場合がございます。ご了承ください。
※天然素材を使用した手作り品の為、一つ一つサイズ・重さに若干の固体差があります。商品ページ記載のサイズは目安の寸法となります。
※出西窯の陶器は陶土から釉薬にいたるまで天然素材を使用して、一つ一つを陶工の手で制作しております。同じ商品でも、形状が僅かに異なりますので、予めご了承下さい。
※FAQの方でも製品について説明をおこなっております。そちらの方もぜひご参照ください。
https://shussai.net/faq
※使い方についてはこちらもご参考になさってください。
https://www.shussai.jp/product/howto/