猫の食べやすさと吐き戻しの防止の観点から開発された猫用の食器です。
本体の高さは約16㎝、お皿部分の直径は約16㎝。色は飴です。
一般的な猫用の食器と比較して高さがあるのが特徴です。高さと安定感のあるつくりになっており、全体に施釉しているのでお手入れも簡単です。
猫は人に比べ、食道が口から胃までまっすぐになっているため、食器の位置が低いと食道が曲がり、吐き戻してしまう原因につながります。
また前かがみの姿勢は、関節にも負担がかかり、特にシニア猫は筋力の低下から高さのある食器が必要と言われています。
大切な家族でもある猫の暮らしに、使いやすさと思いやりを込めて製作した、手作りならではのこだわりの詰まったキャットボウルです。
※このキャットボウルは仔猫やマンチカンなど体高が低い猫には、高さが高い可能性があります。
体高(四つ足がついた状態で立った時の地面から背中までの長さ)が22㎝以上の成猫でのご使用を推奨いたします。
※使用動画はこちらをご覧ください
https://twitter.com/shussai_pottery/status/1351104965381599235?s=09
~history~
猫の体の特徴から、食事に適した食器の高さは頭と肩の位置が同じくらいだという記事を目にした陶工が、以前暮らしていた猫が晩年食事をうまく摂れなくなっていたことを思い出して、猫の為の食器を作りたいという思いから開発が始められました。
最初は12cm前後の高さから試作を始めたのですが、その高さではまだ体を屈めると思い、試作を重ねるなかで、ほぼ前屈みにならない高さは15cm以上必要と判断して16㎝前後に高さを設定しました。
お皿部分のサイズも、猫はヒゲが当たるとストレスになるということで、顔よりも一回り以上大きいサイズとして15~16cmに設定しました。
また深いと食べにくいので、深さは約4cmと浅めにしていますが、ふちに返しを作っているのでフードはこぼれにくくなっています。
高さに対する安定感もこだわってきた部分で、テストを一年近く続けるなかで、人間がつまずく以外で倒れたことはありませんでした。
手作りということで、工業製品と違ってサイズや形状に若干のばらつきはありますが、多くの猫さんと飼い主さんにんでもらえるうつわになったと思います。
※ご注文にあたりまして
釉薬は、焼成時の窯の温度変化、窯の中の位置の違い、釉薬の加減などにより、ひとつひとつ出来上がりに違いがあります。飴釉では、色の濃いもの、明るいもの、窯変のあるものなど色の出方や雰囲気が違います。手作りの陶器ならではの味わいとしてご理解いただけますと幸いです。
どのような器が届くかはおまかせいただきますようお願い申し上げます。
【注意事項】
※お使いのスマートフォン機種、PCのモニターによって、実物の色味と若干異なる場合がございます。ご了承ください。
※天然素材を使用した手作り品の為、一つ一つサイズ・重さに若干の固体差があります。商品ページ記載のサイズは目安の寸法となります。
※出西窯の陶器は陶土から釉薬にいたるまで天然素材を使用して、一つ一つを陶工の手で製作しております。同じ商品でも、形状が僅かに異なりますので、予めご了承下さい。
※FAQの方でも製品について説明をおこなっております。そちらの方もぜひご参照ください。
https://shussai.net/faq
※使い方についてはこちらもご参考になさってください。
https://www.shussai.jp/product/howto/